シドニータウンホールのマッサージ・クリニック
サービス
指圧
指圧とは、浪越徳次郎が考案した日本独自の伝統的な手技です。
薄い衣服やタオルの上から、身体の表面や筋肉の異常を手で探り当て、そのままツボを押すことで、気、血液の流れを良くし、体の内部から症状の改善を図ります。指圧は身体の中心部から末梢の方向へ遠心的に押していきます。
指圧治療により、気の性質を向上させ、心と体と精神が健全な状態に保つことが出来ます。
"手当て"という言葉通り、終始手だけの治療です。日本では、あん摩マッサージ指圧師と言う国家資格があり、国家が認めている医療技術の一つでもあります。
現在では、オーストラリアにおいても「Shiatsu」と呼ばれており、普及して来ています。
「指圧の特色は、指と手掌のみを使って施術するところにあり、その神髄は診断即治療といわれている。
これは、優れた感覚器である手掌と親指を使って施術することにより、体表のコリの位置や状態からその症状を見極めそのまま治療につながるという意味で、指圧療法独自の妙味とされる。
つまり、指圧療法が、現代医学や東洋医学即ち鍼灸や漢方生薬の中国医療と決定的に違うのは、この診断即治療の神髄により事前の診断がなくとも手指のみによる施術によって症状の緩和が期待出来る処にある」(Wikipediaから抜粋)
リメディアルマッサージ
リメディアルマッサージは、オーストラリアでは、殆どの民間保険会社で、医療保険に適応しているほど、生活に密着しているマッサージです。
「リメディアル」=「改善の・矯正の・救済の」という意味があります。
リメディアルマッサージは、解剖学、生理学、運動学、整形外科学、スポーツ障害学、病理学などの知識を元に、スウェディッシュマッサージ、ディープティシューマッサージ、筋膜リリース法、トリガーポイント療法などの様々な技術を用い組み合わせる事で、マッサージオイルを使い、各々の症状に最適なトリートメントを施していきます。
リメディアルマッサージの効果として、正しい姿勢・生活動作の習得、背骨・骨盤のバランスが整う関節・筋肉の痛みや動きの改善などが期待できます。
自然治癒力を最大限に高め、痛みやストレスのない本来の体へと導くお手伝いをいたします。
・肩凝り、腰痛、坐骨神経痛、寝違い、筋肉痛、四十肩/五十肩などの症状改善
・血行促進、新陳代謝の向上
・筋肉の柔軟性を改善・向上
・精神的、肉体的疲労の解消
・深いリラクゼーション効果
といった効果が見込まれます。
当クリニックでは、マッサージオイルにホホバ・オイル、ジュリークのラベンダー若しくはローズを使っております。
※『ホホバ』は、過酷な砂漠で育つ多年草(ツゲ科)の植物です。
ネイティブアメリカンはホホバオイルを『砂漠からの黄金の液体』と呼び、ホホバの種から採ったオイルを食用油・傷の治療・肌の乾燥防止・髪の手入れ・ヤケドや湿疹の治療などに使用していました。
ホホバの木は砂漠の過酷な自然環境でも生きていけるように、「ワックスエステル」を含んだ脂層で木の表面を覆っています。
人間の角質も同様に、人体の角質にホホバと同じワックスエステル(*1)が含まれ、水分調整しているのです。
ホホバの分子構造は人の細胞構造と非常に似ているため、人間が本来作り出すエステルとホホバのエステルが同じ成分なのです。ホホバオイルは数あるスキンケアオイルやマッサージオイルの中で、一番高級で万能なオイルと言われています。
また、すべてのタイプの肌に安全で、たくさんの有効成分を含み健康や美容に効果をもたらす、とも言われています。
※『ジュリーク』は、自然のパワーに勝るものはなく、究極の贅沢であると考えていて、スキンケア効能と生命力を引き出すための独自の最先端科学技術自然で生まれた究極の『美』 を目指しています。
ジュリークのマッサージオイルの中で、最もリピート率の高いローズは、うるおいのある、なめらかな肌へ整え、贅沢な香りは心身をやさしく癒します。
リフレクソロジー
リフレクソロジーとは、反射療法とも呼ばれ、足の裏や掌の特定部位を押せば、身体の特定部位に変化が起こる現象を活用し、疲労の改善などをはかる療法です。
名称の由来は、REFLEX(反射)とOLOGY(学や論の意味を表す名詞を作る接尾語)を合わせた造語だと言われています。
足裏などの皮膚の直下の組織の固さの微妙な違いをセラピストが親指で細やかに感じ取り、その時々の患者の健康の鍵となっている特定の部位を細やかに探りあてて、特定の部位に選択的に手技を施していきます。
カルテを作成してますので、長期的な視点で、施術内容と患者さんの症状の変化を記録・分析することも行っています。
美容鍼 & ガルバニックスパ
女性は男性と違う身体のメカニズムがあり、生理、妊娠、出産、ダイエット、更年期など、年齢によって変調をきたしやすいものです。“いつまでも美しく若々しくありたい”と願う女性ならではの美意識から、美容へのニーズも高まっています。
実際、多くの女性が、シワ、くすみ、クマ、たるみ、ニキビ…など、気になる肌悩みを抱えています。また、冷え、むくみ、肩こり、生理痛、頭痛、便秘、不眠など、女性ならではの身体の不調も多くの方がお持ちです。
そんな女性特有の悩みにも「鍼灸治療」は威力を発揮します。
ここ数年、美容を目的として「美容鍼」の注目度が高まっていますが、実は古代から利用され確立されている治療法です。
副作用がなく安全で効果的な美容&健康法として、ハリウッドの女優やセレブたちも利用しているとメディアで紹介され、欧米では「ハリ」美容が注目の的となっています。
優れた美容効果の理由は、“肌トラブルの背景には、身体と心の不調が影響している”という東洋医学の考えに基づいた治療法にあります。
肌だけでなく体質を整え改善する心身両面からのアプローチで、美肌だけでなく健康的な身体を目指せるのが鍼灸の最大のメリットです。
美容鍼の効果について
・筋肉刺激によるリフトアップ効果
・血行促進によるくすみの改善
・細胞活性による代謝促進
・ホルモン分泌や自律神経の調整
このような鍼灸の効果により、下記に挙げるトラブルの改善が期待できます。
・ほうれい線
・たるみ
・シワ
・ニキビ
・肌荒れ
・くすみ
・シミ
・毛穴の開き
他にも美容鍼を受診してから肩こりや頭痛がなくなったなど、全身的な効果もみられることもあります。
同時にガルバニックスパを使って、更に効果を高めます。
ガルバニックスパとは、プラスとマイナスに切り替わる微弱なガルバニック電流が、それぞれの働きに合わせてプラスとマイナスに帯電されたジェルと、時には反発し、時には引き合うことで、ジェルやトリートメントの特長成分を押し込め、汚れを引き出すという動きをします。
ガルバニック電流器を使用することで、マイナスに帯電されているジェルの洗浄成分を毛穴の奥におし込み、毛穴に入り込んだ汚れをキャッチします。
その後、プラスに帯電されているジェルに配合された、保湿成分が角質層のすみずみまで浸透し、肌をしっとりなめらかに保ちます。
そして、最後にphトナーとモイスチャー・クリームで保湿と紫外線カットを致します。一度、お試しされては如何でしょう。
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リンパマッサージ
全身を巡るリンパの流れを整えるリンパマッサージ。流れを整えることで、余分な水分や老廃物を排泄し、血行を促し、エネルギーを巡らせることができます。足先から頭まで、全身のマッサージで不調を改善し、バランスのよい体へと導きましょう。
・ むくみやだるさ、冷え、便秘、肌荒れ、吹き出物。
・ これといって病気はないのに体調が優れない。
・ 水太りや脂肪太りで体重以上に太って見える。
・ 肌の調子を整えるのに苦労する...
こんなご経験はございませんか?こういった悩みを持つ人は、リンパの流れが滞っている可能性があります。
リンパ液は疲労、寒さ、ストレスなどに影響を受けやすいので、季節の変わり目や寒い季節、環境下ではとくに流れが滞りやすくなります。
お風呂でからだを温めたり、運動をして筋肉を動かしたりすると、新陳代謝が促され、リンパ液の流れが良くなるのですが、海外生活でお風呂に入る習慣がなくなった方、なかなか運動する時間が持てない方、運動が苦手な方はもちろん、一日中デスクに向かうお仕事、レストランなどの立ちっぱなしのお仕事など、長時間同じ姿勢を続けることが多い方も要注意です。
フェイスラインやボディラインがすっきり細くなったり、顔のリフトアップも可能です。リンパマッサージで体内に溜まった毒素を出し、疲れにくいからだ、太りにくいからだを目指し、からだの内側からキレイになっていきましょう。
スポーツマッサージ
スポーツ・マッサージとは、スポーツ医学を基礎として、スポーツ選手の筋肉や血管、神経の働きを活発にすることで、競技におけるパフォーマンスを最大に引き出し、競技成績の向上を図るためのマッサージです。
練習や試合後の疲労回復を早め、同時にスポーツ障害の予防や治療も目的としています。リラックスを目的にしたマッサージに比べ、より積極的に、問題がある部分を治療する、という意図があります。
筋肉では、運動生理学に基づいて、ひとつの故障に対して、ストレス、生活要因、肉体的変位など、その要因となっている要素を取り除くことで、故障を改善します。
骨格では、人それぞれの体の癖によって起こる偏りを糺し、ストレッチを用いて関節の動きをスムーズにすることを目的としています。
スポーツ・マッサージは、スポーツ選手以外にも有効ですので、一般の人にもご利用頂けます。
お仕事後の疲労回復などにも、是非ご利用ください。
骨盤矯正
日常生活やスポーツによって、左右非対称の体の使い方をしてしまうと、少しづつ、体が歪んでいきます。
歪みがあると、関節の可動域が狭くなり、姿勢も悪くなってしまいます。これを放って置くと、歪んでいる部分に、負担がかかりやすくなり、辛さの原因となります。
骨盤は、体の中心にあり、上半身を支える土台でもあり、沢山の関節を持つ複合関節とも言われています。土台の骨盤がゆがんでしまうと、上半身はそれに合わせて、バランスをとろうとして、ジグザグに歪んでしまいます。
骨盤を正しい位置に戻すことによって、筋肉の緊張をとり、関節可動域を改善させ、怪我を予防します。
当院の行う骨盤矯正は、カイロプラクティックの手技を用いて行います。
カイロプラクティックには、沢山のテクニックがありますが、当院で行うテクニックは、骨盤を軽く手で刺激させ、身体の反射を利用するテクニックです。
筋肉と筋肉の端の腱との移行部に、刺激を感じ取る腱受容器があります。その受容器を刺激し興奮させる事によって、その情報が脊髄に伝達され、主働筋及び共同筋(ここでは普段よく使う筋肉の事を指します)の収縮を抑制させ、拮抗筋(主働筋と逆の働きをする筋肉)の筋収縮をさせます。
普段姿勢が悪かったり、スポーツや仕事で、同じ筋肉ばかり使ってると、全体の筋肉バランスが悪くなり、歪みが生じてきます。腱受容器を刺激する事によって、そのバランスを整えて、歪みを改善して行きます。
骨盤を調整する事によって、触っていない脊椎も、驚くほど改善する事もあります。これは、筋バランスを正常に戻したことに加えて、歪みをとることによって、神経圧迫を取り除き、本来の体に戻そうとする自然治癒力を高めます。
カイロプラクティックでは、骨、筋肉、神経の3つの組織にアプローチすることができるので、マッサージだけで、なかなか改善されない方にもオススメです。
矯正と聞くと、バキバキ骨を鳴らして、痛そうというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、ソフトに行う矯正もできますので、安心して治療をお受けできます。
鍼灸
細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.18mm~0.20mm、髪の毛の直径は、約0.05mmから0.15mm)をツボに刺します。
刺す方法は、主に管鍼法と言って、当院では、合成樹脂製の筒を用いて痛くないように刺します。ツボに刺した鍼は一定の刺激(鍼を上下したり、振動させたりします。)を加えて直ぐに抜く方法と15~20分間置いておく場合があります。
また、刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電をする場合もあり、痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果があります。尚、鍼は、一回限りで使い捨てのディスポーザブル鍼を使用していますので、感染症などの心配は有りませんので安心です。
アメリカの国立衛生研究所)の見解として、鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。
WHO(世界保健機関)では、鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次ぎのものを挙げています。
【神経系疾患】
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
上記疾患のうち「◎神経痛・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・◎腰痛」は、日本では、鍼灸の健康保険の適用が認められています。
鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。
総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。
また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次ぎのような諸説があります。
・ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。
・エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
・末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
・ツボの鍼刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
・血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。